将棋ウォーズ戦法全種類一覧
順番は将棋ウォーズの表示順です。なので系統が若干ばらつきます。
矢倉系
3七銀戦法
NO 2000
矢倉の基本の攻撃系。後手側の対策が進むまで最強戦法と言われた時期も。
矢倉を組みつつ3七に銀を進めると発動。
脇システム
NO 2001
相矢倉でのマネ将棋の極致。激しい展開になる場合が多い。一歩間違えれば、即負けの変化もあるので、しっかり研究しないとひどい目にあうかも?
相矢倉からの角交換で発動
矢倉棒銀
NO 2002
矢倉とは棒銀で倒すもの。将棋の基本は棒銀。当然矢倉でも有効。上手く勝てたら「うひょー」と叫びたくなりますよね。
矢倉を組んだ後、棒銀を開始すると発動(2七銀)
森下システム
NO 2003
先手ながら相手の様子を見て、カウンターを狙う新基軸の戦法。王を早く囲ってしまうので雀刺しが苦手。
矢倉を組む際の角を6八と進めると発動。矢倉組を優先する戦法
雀刺し
NO 2004
端に全ての力を集約して戦う戦法。単純ながら、これだけで勝負が決まることも有る。矢倉は端が急所とはよくいったもの。また、相手に端を防御させ、逆に中央に戦うという方法もある。
米長流急戦矢倉
NO 2005
角と銀と桂馬の力で相手の矢倉囲いを粉砕する狙い。角頭を歩の連打で破壊される手筋が発見され絶滅危惧種に。
後手番の戦法で銀が前に出たら発動。
カニカニ銀
NO 2006
自由を愛するカニカニ銀。ニョキニョキと二枚のカニが敵陣の様々な場所を自由に攻撃する。
中原流急戦矢倉
NO 2007
中央から攻撃と押さえ込みを両輪とする戦法。現代では玉が薄く敬遠されがち。
阿久津流急戦矢倉
NO 2008
竜王戦で角番に追い込まれた渡辺竜王が渡辺新手を引っさげ、逆転防衛を果たすきっかけになった戦法。
矢倉模様から5五へ角を飛び出すと発動
矢倉中飛車
NO 2009
先手が7七銀を保留して、中央に守備を警戒した指し回しが増えたため、激減中。
その他居飛車系
右四間飛車
NO 2010
プロ間ではあまり指されないが決定的な対策があるわけでない。その攻撃力は脅威といえる。
原始棒銀
NO 2011
名前に「原始」と付いているが決して油断できない。飛車先を銀と協力して突破することは将棋の基本である。
右玉
NO 2012
のらりくらりと相手の攻撃をかわず戦法。掴みどころがなく攻撃がうまくヒットしないことも。ただし、一度手がつくと極めて脆い。
かまいたち戦法
NO 2013
知る人ぞ知るB級戦法。理想形まで組めば敵なしだが、石田流から飛車の横利きの力で歩をついて銀を追い返す手法が天敵。
パックマン戦法
NO 2013
知る人ぞ知るB級戦法。理想形まで組めば敵なしだが、石田流から飛車の横利きの力で歩をついて銀を追い返す手法が天敵。
AI系
新米長玉
NO 2015
ボンクラーズに故米長永世棋聖が仕掛けた、新しい「米長玉」。コンピュータは未知の局面ではあまり上手に指すことが出来ない。その欠点をついた作戦。
1手目が角道を開ける歩でないと成立しない。
稲庭戦法
NO 2016
平らな陣形で時間を圧迫を目指す。打開を苦手とする対コンピューター限定作戦。発明者は黒田久泰さんで、1997年のIS将棋VSスーパー将棋戦で初めて出現した。
矢倉系
四手角
NO 2017
手数は掛かり過ぎるが、組めてしまえば矢倉に対する最強の攻撃陣形を築ける。矢倉側はこれを実現させてはいけない。
一間飛車系
作成中
一間飛車
作成中
一間飛車穴熊
作成中
その他居飛車
都成流
右四間飛車左美濃
作成中
角換わり系
角換わり
NO 2100
もっとも激しい将棋の一つ。角を持ち合っているため、通常の将棋より双方の攻撃力が格段に強い。また角の打ち込みに注意。
腰掛け銀
No 2101
角換わり三羽ガラスの一つ。早繰り銀に強く、棒銀に弱い。谷川永世名人は、この戦法で一時代を築き上げたと言っても過言ではない。
棒銀
NO 2102
角換わり三羽ガラスの一つ。腰掛け銀に強く、早繰り銀に弱い。将棋の基本は棒銀であり、角換わりでも当然有効。あと何分?
早繰り銀
NO 2103
角換わり三羽ガラスの一つ。棒銀に強く、腰掛け銀に弱い。近年一手損角換わりの登場とともに先手の作戦として頻繁に出現するようになっている。
筋違い角
NO 2104
筋違いに角を打って一歩をかすめとる戦法。筋違いの角をいかに活用するかが戦法の鍵。居飛車、振り飛車どちらにも組み合わせ可能
木村定跡
No 2105
詰みまで研究されている戦法。先手のとんでもなく細く鋭い攻めを後手がどう受けるかが大きな課題。
これが相手の手も込でかなりの手数を打つ定跡なので、、なかなか出せません、、画像なしでごめんなさい。。
一手損角換わり
NO 2106
”手損は損だ”という既成概念を打ち破った画期的な戦法。振飛車に転じることもあり、複雑で変化の多い戦いになる。
相掛かり
相掛かり
NO 2200
お互いの角道を開けずに飛車先を交換する戦法。アマチュアでは敬遠されがち。意外と先手番勝率が高くない。
相掛かり棒銀
NO 2201
相掛かりにおける棒銀。一見単純に思えるが、棒銀で行くと見せかけて相手の構えを硬直させ、その後進展性の差で優位に持っていくという高度な作戦。
塚田スペシャル
NO 2202
相掛かりで相手のついた歩をかすめ取る戦法。変化手順に王手飛車が多発する。自陣飛車を打つ好手が発見され下火に。
中原流相掛かり
NO 2203
相手の飛車の位置が3七の地点に桂が行くか、銀が行くか変わる戦法。棚瀬将棋が加藤幸男アマを破った将棋などが有名。
中原飛車
NO 2204
中原永世名人の棋士人生の後半、自由な棋風から生まれた戦法。「名人に定跡なし」は中原誠にこそ相応しい。
腰掛け銀(相掛かり)
NO 2205
相掛かりにおける腰掛け銀。相手も腰掛け銀の場合、いつ4五の地点で銀がぶつかるかが勝負処となる。
鎖鎌銀
NO 2206
腰掛け銀の兄弟。5六の地点ではなく3六の地点から4五の地点へ動いていく様を鎖鎌と例えている。
8五飛戦法
NO 2207
飛車を引く位置を一つズラしただけで、大いなる展望が開けた。戦法発見から10年。現在でも日々研究がされる横歩取りの最先端。
UFO銀
NO 2208
銀が2七から3六に動いていく形。銀の力で相手の陣形を牽制し、局面の主導権を握る。そのままだと歩越しの銀なので、4七に引きつけるなど柔軟に使っていくのがポイント。
横歩取り
横歩取り
NO 2300
先手は横歩を取って良さを求める戦法。しかし後手は手得を代償に様々な技に仕掛けてくる。
3三角型空中戦法
NO 2301
横歩取りに息を吹き込んだ戦法。3三の角によって先手の飛車は簡単に2筋に帰れないようになっている。
3三桂戦法
NO 2302
一旦角道を止めて力をため、桂馬を飛ぶ瞬間に全て角道を開き戦う戦法。近年先手が端歩を詰める手法が発見されやや下火に。
2三歩戦法
NO 2303
2三に歩を打ってしまい馬作りを目指す。しかし先手に飛車金交換されて不利になるという衝撃的な結果に。現代ではほとんど指されていない。
4五角戦法
NO 2304
横歩取りでもっとも激しい変化の一つ。後手から無数の罠を仕掛けてくるが、先手が正確に受ければ切れ模様とされている。
相横歩取り
NO 2305
横歩取りでもっとも激しい変化。最近になって新手が発見されるなど、また鉱脈が残っている可能性もある。
中飛車系
ゴキゲン中飛車
NO 2400
居飛車穴熊によって、絶望に追い込まれた振り飛車党の救世主。居飛車党も様々な対策を打ち出すが、決定版はなく極めて優秀な戦法。
ツノ銀中飛車
No 2401
2枚の銀をツノに見立てた中飛車。相手の攻めを全面に受け止める思想であるが、現代的な思想とは相容れない。しかしそこにロマンがある。
平目
NO 2402
5九と4九に並んだ金を平目に見立てている。角道を開けて飛車先を突破されるがそこをカウンターで叩くのが狙い。
風車
NO 2403
相手からの攻撃を受け止める、千日手を狙う戦法。勝つには苦労も多いが、勝った時の喜びも一入。
英ちゃん流中飛車
No 2404
5筋つかないタイプの中飛車。5筋を着つかいない事で急戦に対して迅速に対応できるようになる事が狙い。
原始中飛車
NO 2405
誰もが一度は必ず指す戦法。無敵囲いと組み合わせる人が多数。しかし継ぎ歩攻めに弱いなどあまりいい戦法ではない。
加藤流袖飛車
NO 2406
対中飛車の急戦。角道を止めた中飛車には穴熊が実践的には有効な事が分かったため、現代の実践例は減ったが、昭和の多くの名棋士がこの戦形で熱戦を繰り広げた。
5七金戦法
NO 2407
対中飛車の戦法。金の力で攻めることと抑えこむことの両方を実現しようと狙っている。「升田の自陣飛車」はあまりにも有名。
超急戦
NO 2408
ゴキゲン中飛車にもっとも強く対抗した戦法。4四角と角をタダ捨てするGPS新手があるなど、とにかく派手な手が多い。後手玉が意外なほど懐が深い点など注意が必要である。
中飛車左穴熊
NO 2410
相振り飛車になったとき、中飛車の左側に穴熊を組む作戦。陣形のバランスは悪いがハマった時の破壊力は抜群。
遠山流
作成中
振り飛車
四間飛車
NO 2500
愛されている四間飛車。最古の棋譜もやはり四間飛車が使用されている。近年は居飛車穴熊に押されて苦しい情勢となっているが、復権が待たれる。
藤井システム
NO 2501
近代に生まれた革命的戦法をひとつ挙げろと言われれば間違いなく藤井システムであろう。居玉の状態で穴熊を倒しにいく思想。何気ない駒組みの一手にまで藤井は意味は持たせた。
立石流
NO 2502
「現代振り飛車は角交換を避けない」この理論を初めて実践した戦法は立石流と言えるかもしれない。駒が偏る居飛車穴熊に角交換を挑みバランスで戦うという発想は現代にも十分通用する。
レグスペ
NO 2503
よく見る鶏の正式名称は「白色レグホン」という。この戦法の正式名称は「白色レグホン・スペシャル」略して「レグスペ」である。その意味は鶏頭のようにバカ攻めすることに由来する。
三間飛車
NO 2600
ロマンあふれる三間飛車。一時は強敵居飛車穴熊の猛威の前にプロレベルではあまり指されなくなっていたものの、近年石田流とともに復活。
石田流
NO 2601
7六飛、7七桂、9七角のこの三つの関係が最高のハーモニーを実現。棒金が少し苦手であったが銀の移動を保留にするなど対抗策も出てきている。
早石田
NO 2602
奇襲戦法と見られていた早石田、鈴木流急戦に代表されるようにここ数年で理解できない奇怪な仕掛けが次々と発見されている。まだ見ぬ鉱脈が多く眠る戦法。
升田式石田流
NO 2603
第30期名人戦七番勝負第2局、常勝大山から升田が繰り出した戦法は升田式石田流であった。当時奇襲戦法と見られていたこの戦法を用い見事に大山を打ち破ったのである。
鬼殺し
NO 2604
鬼を殺すから鬼殺し。一見単純なハメ手に見えるが石田流や向かい飛車と組み合わせることで持久戦にも対応する。
3二飛戦法
NO 2605
第35回升田幸三賞受賞。2手目にすら新しい将棋の可能性があった。スキだらけに見えるが意外に耐えている。ここから角交換振り飛車、石田流などに組むのが一例。
中田功XP
NO 2606
三間飛車最大の敵は居飛車穴熊であった。居飛車穴熊対策に生まれた戦法が中田功XPである。この戦法は藤井システムの兄弟のような存在であり、玉の囲いを簡略化して角の力で相手の袖を潰すのを目的としている。
真部流
NO 2607
将棋の陣形でもっとも美しいものは、三間飛車+4六銀型の美濃囲いである。居飛車穴熊に堂々中央を制圧する。勝った時の喜びは格別なものであろう。
7八飛戦法
NO 2608
初手からいきなり三間飛車。三間飛車が大好きなんですね。「猫だまし戦法」と呼ばれる事も。あまり見ないからといって油断していると、あの有名奇襲戦法が飛んでくるかも。。。
4→3戦法
NO 2609
本来先手番の早石田を後手番で使う戦法。いきなり三間に振ると角を打たれてしまうため、四間に途中下車してから三間に振るので4→3戦法。手損だが、それを逆手に取った手段もあるのが将棋のおもしろい所。
楠本式石田流
NO 2611
アマ強豪楠本氏が得意とした三間飛車。美濃囲いの小ビンに角を据え、居飛車の小ビンを狙う。変形美濃囲いは不思議な硬さを誇る。
新石田流
NO 2612
近年の石田流ブームの始まりとなった革命的新手。手詰まりになりがちな早石田の弱点を克服するため、序盤から積極的に歩を交換しに行く。
新鬼殺し
NO 2613
古典的奇襲戦法「鬼殺し」に故米長永世棋聖流のアレンジを加えた戦法。決まったときは「鬼殺し」の名にふさわしい破壊力を誇る。
向かい飛車
ダイレクト向かい飛車
NO 2700
現代の升田幸三、佐藤康光に命を吹き込まれた戦法。6五角と打たれても問題ではないとの見解に多くのプロアマが驚いた。
向かい飛車
NO 2701
向飛車は絶えず相手の飛車先逆襲を狙っており、居飛車側は安易には居飛車穴熊などには囲えない。居飛車党の裏芸にも適している。
メリケン向かい飛車
NO 2702
疾風17手開戦、円月殺法がある。ちなみに命名の理由は「横山公望氏(発明者)→横浜(横山氏の故郷)→港町→メリケン波止場→メリケン向かい飛車」という謎の推論による。
阪田流向飛車
NO 2703
3三に金が上がった悪形を向かい飛車に振り直すことで飛車先の逆襲に転ずる。歌謡曲「王将」で知られる「阪田三吉」が指したと伝えられる戦法。
角頭歩戦法
NO 2704
故米長永世棋聖考案の奇襲戦法。対振り飛車党の作戦としても、角交換振り飛車としても、なかなか優秀である。
鬼殺し向かい飛車
NO 2705
名著「島ノート」の巻頭をかざる戦法。隙ありの陣形に見えるが、それは誘いの罠。馬が出来ると思って、うっかり角を打ってしまうと、思わぬ逆襲に有う。
その他戦法
陽動振り飛車
NO 2800
居飛車で行くと見せかけて、陣形を振り飛車に適さない形にさせた後に飛車を振る高等戦術。しかし陽動振り飛車側の陣形もかなりに制約を受けるので、簡単には成功しない。
玉頭銀
NO 2801
振り飛車の左銀がニョキニョキと敵玉頭に向かって進出していく戦法。歩などを掠め取りながら、敵の玉にプレッシャーをかける狙い。ただ単機で突っ込むので敵に召し捕られてしまう場合も。
つくつくぼうし戦法
NO 2802
陽動振り飛車とひねり飛車を足したような戦法。相手の角頭を攻めると思いきや、飛車を大きく振り石田流で戦う。剣道の大上段のような戦法。
ひねり飛車
NO 2803
相掛かりから一転、飛車を左翼に転換して、石田流にして戦う。一時は必勝戦法と言われたものの、後手が玉を固く囲ってカウンターを狙う手法が発見されてから下火に。
相振り飛車
NO 2804
先後の飛車を振る筋の組み合わせの多さから、定跡が整備されにくく、力戦派に好まれる傾向がある。お互い飛車を振るため縦の戦いになりやすく、居飛車党にも指しやすい戦法である。
角交換振り飛車
NO 2805
有名な格言も今は昔、現代は"振り飛車"から"角交換"の時代になった。藤井九段の見つけた、地球の裏側の新たな鉱脈。
きmきm金
NO 2807
ニコニコ発、対石田流の決定版?金は横に動けるんです。 守りの金を中段に繰り出すことで、相手の陣形を撹乱する。終盤は、王の薄さには気をつけること。
ポンポン桂
NO 2900
角交換をして飛車先を交換するために桂馬を捨てる恐ろしい戦法。「振り飛車には角交換」という言葉の意味がよく理解出来る。
5筋位取り
NO 2901
5五の位は天王山。5五の地点を制圧することで盤面全体を制圧することができる。
玉頭位取り
NO 2902
玉頭に位を取ることで、敵玉頭を圧迫する作戦。一時は対振り飛車の主流戦法となったが、振り飛車穴熊など低い構えで戦う戦法が出てきたため主流からは外れる。
地下鉄飛車
NO 2903
振り飛車穴熊対策。最下段(地下)にトンネルを掘り、飛車を大きく転換して、敵穴熊の端を突破する作戦。非常に単純な狙いながらハマった時の爽快感は格別。
飯島流引き角戦法
NO 2904
対振り飛車の戦法に引き角を使う鳥刺しと呼ばれる戦法が存在した。しかし玉が固くないという欠点があった。飯島流引き角戦法は左美濃と引き角を組み合わせる極めて現代的な戦法である。
丸山ワクチン
NO 2905
興隆するゴキゲン中飛車に対抗する手法として生まれた。ちなみにオリジナルの丸山ワクチンは皮膚結核の治療薬として使われている
4六銀左急線
NO 2911
四間飛車急戦の主力のうちの一つ。玉の薄さが気になるものの決まった時の爽快感は格別。研究が生きる将棋になりやすい。
4五歩早仕掛け
NO 2907
四間飛車急戦の主力のうちの一つ。もともと有力な手法であったが郷田新手が発見されより強力な存在に。居飛車振り飛車双方にやや特異な感覚が必要となる戦法。
鷺宮定跡
NO 2908
青野、米長両名が東京都中野区鷺宮に住んでいたことに由来する。振り飛車側の形によって様々な攻撃を行う必要があり、正確に指すことが出来れば有段者。
対振り棒銀
NO 2909
将棋の攻めの基本は棒銀である。その基本は当然、振り飛車でも有効である。棒銀が取り残されないように、ゆっくりと相手の陣形を圧迫するように指すのがコツである。
4六銀右急戦
NO 2910
4六銀左急戦よりもやや守りを重視した構え。単独で用いられることは少ないが、対藤井システムに重要な意味を持つ。
左美濃急戦
NO 2911
左美濃と急戦を組み合わせた手法、攻撃力は申し分ないが玉頭のカウンターに攻撃に耐える必要がある。
右四間飛車急戦
NO 2912
最古の棋譜は右四間飛車vs.四間飛車であった。右四間飛車の戦いのコツは最後の決め手に端攻めを行うこと。
鳥刺し
NO 2913
振り飛車対策。角筋を通さずに引き角にして戦う。振り飛車側はいつもの敵玉と勝手が違うので注意が必要である。
棒金
NO 2914
石田流対策。金の力で敵の浮き飛車を抑えこむ狙い。最近は石田流側にも対策が出てきて簡単にきまるとは限らない。
超速
NO 2915
ゴキゲン中飛車対策。あまりに早い銀上がりに「超速」の名が付いている。現在ゴキゲン中飛車対策最有力の戦法となっている。指しこなすにはやや独特の感覚が必要。
対振り持久戦
NO 2916
美濃囲いの暴力に散々痛い目を見た居飛車党が開けたパンドラの箱。王様の固さが同じならば、仕掛けの権利の分だけ有利になる。藤井システムさえ克服しつつある穴熊など、今や対振りの主流である。
高田流左玉
NO 2917
普通の相振り飛車の出だしから、圧倒的な陣形勝ちを狙う作戦。気づいた時には既に手遅れ、ということもしばしば。
7ニ飛亜急戦
NO 2918
袖飛車を見せて仕掛けを誘う。相手の陣形突破が表の狙いならば、裏の狙いは角交換からの陣形勝ち。意外に知らない人も多いので、極めればドル箱戦法になるかも?
袖飛車
NO 2919
通常位置から一間ずらして、角道を開けた歩を狙う序盤の変化球。違和感はあるが、咎めるのは難しい。意外に棋理にあっているのかも?
一直線穴熊
作成中